騎士様は私のボディーガード
第11章 騎士様、ボディーガードです!
夢だったのか、夢じゃなかったのか、目を覚ますと私はシリウスの剣を抱きしめてベッドに横たわっていた。
「シリウス……」
シリウスの剣はちゃんと鞘に収められている。
「シリウス……守ってくれてありがとう」
滲み出る涙を拭いつつ、私はふと床に落ちている布を拾った。
「これがあるってことは、昨日のことは夢じゃないんだ……」
私は二次会のことも思い出し、慌ててシャワーで身体を洗い流した。
今日は日曜日。
本当は俊輔さんと一階のおばあちゃんのためにクリスマスプレゼントを買いに行こうかと思ってたけど、いまいち気が乗らなかった。
あんなことがあったのに、月曜日から会社に行かなきゃいけないなんて……気が重い。
どうしよう……
行きたくない……
誰かに相談したい……
すると玄関のブザーが鳴った。
私は思わずビクッと身体を震わせる。
こんな朝から訪問者だなんて誰だろう……
ハッ、まさか伊藤さんがまた襲いにきたんじゃっ……
「シリウス……」
シリウスの剣はちゃんと鞘に収められている。
「シリウス……守ってくれてありがとう」
滲み出る涙を拭いつつ、私はふと床に落ちている布を拾った。
「これがあるってことは、昨日のことは夢じゃないんだ……」
私は二次会のことも思い出し、慌ててシャワーで身体を洗い流した。
今日は日曜日。
本当は俊輔さんと一階のおばあちゃんのためにクリスマスプレゼントを買いに行こうかと思ってたけど、いまいち気が乗らなかった。
あんなことがあったのに、月曜日から会社に行かなきゃいけないなんて……気が重い。
どうしよう……
行きたくない……
誰かに相談したい……
すると玄関のブザーが鳴った。
私は思わずビクッと身体を震わせる。
こんな朝から訪問者だなんて誰だろう……
ハッ、まさか伊藤さんがまた襲いにきたんじゃっ……