騎士様は私のボディーガード
第1章 騎士様、降臨です!?
伊藤さん、神!
明日休みとはいえ、今日も21時帰宅だったら確実に死んでた。
「じゃあ、お先に失礼します」
私は一人事務所に残る伊藤さんに挨拶をして、帰路についた。
会社から私の住むアパートまでは徒歩30分。
昨日よりは一時間早い帰宅だけど、やっぱり大きい公園のそばを通るのは少し怖い。
「はあ……定期代浮かすために徒歩にしたけど、やっぱり給料入ったら自転車買おう」
毎日見る「チカン注意」の看板を見るとそう思う。あと人間以外のものも出そうで気味が悪かった。
「えっと、鍵カギ……」
2階建てのアパートに到着し、自分の部屋のドアの前でカギを探していると、内側から「ドンッ!」と音がした。
明日休みとはいえ、今日も21時帰宅だったら確実に死んでた。
「じゃあ、お先に失礼します」
私は一人事務所に残る伊藤さんに挨拶をして、帰路についた。
会社から私の住むアパートまでは徒歩30分。
昨日よりは一時間早い帰宅だけど、やっぱり大きい公園のそばを通るのは少し怖い。
「はあ……定期代浮かすために徒歩にしたけど、やっぱり給料入ったら自転車買おう」
毎日見る「チカン注意」の看板を見るとそう思う。あと人間以外のものも出そうで気味が悪かった。
「えっと、鍵カギ……」
2階建てのアパートに到着し、自分の部屋のドアの前でカギを探していると、内側から「ドンッ!」と音がした。