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騎士様は私のボディーガード

第4章 騎士様、居候が増えました!

急いでアパートに戻ってくると、私の部屋の前に若い男性が立っていた。



「あっ、お帰りなさい」

「……っ?」



「お帰りなさい」と言ってきた男性は、シャツにジーンズ、スニーカーと普通の格好をしていて、大きなカバンを肩から下げている。



どうして知らない人が私の部屋の前に立ってるの?



「見張り、ご苦労だったな」



首を傾げてると、シリウスが男性に声をかけた。



「えっ?」



まさかシリウスの知り合い!?
見張りって……??



「あの……」
「大丈夫です、怪しい人は誰も来ませんでしたよ」



青年はにっこり笑う。



「シリウス? これはどういうこと?」

「俺がいない間、怪しい奴が入ってこないように、たまたま居合わせたこいつに部屋の見張りをするよう頼んだんだ」

「!!」

「お前、もう下がっていいぞ」




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