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お話の続きは異世界で

第9章 計算高いお姉さまは

『私の出番』と、パンダウサギさんはやけに乗り気だ。

両手を上げてぐっと伸びをすると、そのまま手を膝に当てて、前かがみの体勢になる。

「ねぇ、お願ぁ~い」

その体勢だと、胸がめっちゃ強調されるんだけど!

ぽよんぽよんとおっぱいを揺らして、甘えるように信さんを見上げて…

信さんの視線が釘付けになるのも分かる!!

「なっ…何じゃ!?」

どもりながら聞く信さんに、パンダウサギさんはふふっと笑うと

「その腰の立派なもの、出してくれなぁい?」

そう言いながら、信さんの腰の辺りを指差した!

ちょ、ちょっと!

パンダウサギさんったら、何言っちゃってるの!?

焦る私の横で、信さんも赤面して叫んだ。

「なんと破廉恥な!」

「ハレンチってどうして~?ひどくなぁい?」

パンダウサギさんは私達を見て頬を膨らませる。

怒ってるのかもしれないけど、何だか可愛い。

思わずにやけてしまうと

「何か勘違いしてるんじゃなぁい?」

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