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お話の続きは異世界で

第17章 がんじがらめに縛られて

眩い光が周りに広がる。

LED電球の光くらい眩しくて、見ていられない。

目をつぶって光の衝撃に耐える――と

「何で白なんだ!?」

男の人の驚愕する声が聞こえた。

え?白?

何の話なのかさっぱり分からない。

目を手で覆い、その隙間から周りを探ってみた。

女の子もカエルもその場に座り込んでいる。

男の人は…こっちを見ている。

光のせいで表情は分からないけど、じっと私を見てる。

そのうち、段々と光が弱まっていって――

力尽きたように、ふわんと余韻を残して消えた。

「何?今の光…」

光ったのは人形を握ってからだ。

その手を見て――叫んでしまう!

「はあ!?何これ!」

私の手首と人形の腕が、真っ白なリボンで結び付けられている。

見た目はリボンなのに、繋ぎ目や結び目がどこにもない。

引っ張っても何をしても外す事が出来なかった。

「ちょ…っ!何なの?これ!」

焦る私に女の子が近寄ると、指先でリボンに触れて…ボソリと呟く。

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