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先生、俺が教えてあげる。キスも全部

第5章 人気者

「僕?…んー、キュンキュンすることあったかな…」


モグモグとおにぎりを頬張りながら考える雪村先生。

え…?もしかしてないのか…?

雪村先生ならあるようなイメージがあったけど…


「あ、キュンキュンっていうよりは…興奮が多かったかも。」


……はい?

俺は目を丸くして固まっていると、雪村先生は相変わらずおにぎりをモグモグ食べてゴクンッと飲み込めばお茶を一口飲み干す。

興奮…て?


「…あの…え?こう…ふん?」

「…うん。だって僕触れ合ったりが多かったし。キュンキュンより興奮と気持ち良さだったかな。」


平然とそう言われ俺は逆に頭がパニック。
触れ合ったり…って…恐らくアッチだよな…?

え?じゃあ…付き合ったりとかって…


「…じゃあ…そういう関係…が多かったって感じですか…?」


すると雪村先生はにっこりと笑って指先に付いた米を舌でペロリと舐め取りながら言った。


「まあ…そうだね〜。」
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