先生、俺が教えてあげる。キスも全部
第1章 突然の質問
「…無自覚は怖ぇな。」
「だね…僕もちょっと危うかった…」
「??」
二人の言い分に頭の中ハテナいっぱいにしていると村瀬先生が眼鏡を掛けてくれた。
「とにかく、気をつけろよ。お前、手を出されるかもしれないから。」
「はぁ…!?」
「うんうん。僕も同意見。だから佐藤先生、気をつけてね。」
謎の忠告に頭が混乱する。
手を出される…??なんで??
「あの…どういう意味ですかぁ!?」
二人に大きな声で聞いたのと同時に授業が終わる音が鳴り響いた。
そして二人からは肩を軽く叩かれて終わった。
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