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黒蜥蜴──テレビドラマとヌードモデル──

第3章 裸を期待します

さすがにヌードモデルだ。微動だにしない。

ただ、こんなカメラワークでは、「実はパンツを穿いている?」という疑問がわくかもしれないな。

[籐椅子の剥製]は形のいい乳房をたっぷり見せたけど、沈みこんだ腰の部分は映らなかったから、パンツ着用でもできるポーズだったし。

でも、手抜きのないことはすぐに証明された。

[私の剥製]は、全身の静止画をナチュラルに撮られた。

別の誰かの剥製の腕がちょうどプライベート・ゾーンを隠すようなアングルになっていて、ちょっと不思議なポーズを完全に楽しめるようになっていた。

片方のバストが見えにくいし、お尻も大半が隠れたけど、
これで、ほんとにパンツも穿いてないということが証明された。

めちゃくちゃ恥ずかしいけど。

[4人目の剥製]もカメラ切替え手法に逃げたが、バックヌードはしっかり撮られていた。

このあとは、顔面蒼白のヒロインに熟女が熱弁をふるうシーンである。

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