先生、お願い…早く治して(番外編)
第2章 牧野の娘…初めて見る進美外科
「お嬢様、帰りましょう。では先生、失礼致します。」
男性は改めて石川に礼を言うと、よろめく女の子を支える様に院長室を出て行った。
石川は2人を見送ると、牧野達の方を見た。
石川「悪い、牧野。待たせたな!」
牧野「いや、そんな事ないよ!俺たちが早く来ちゃったから。それよりごめんな。玄ちゃん忙しいのに無理言って…。」
石川「良いんだよ。それよりこの子が牧野の可愛い一人娘かな?」
牧野「そうだ!俺の可愛い一人娘のミキだ」
ミキ「…こんばんは。」
かなり緊張した様子が見て取れる
石川「ミキちゃんか、こんばんは!今準備してるから、ごめん、もう少し待ってね!」
コクンとミキは小さく、頷いた