先生、お願い…早く治して(番外編)
第3章 牧野の娘 石川先生の診察
幼なじみの2人の会話に、ミキの緊張も少し和らいでいた
石川「そんな事より、本題だ。
ミキちゃん、新体操やってるんだって?」
ミキ「…はい。」
石川「凄いね!!そういえば牧野も運動神経良かったもんな。」
牧野「俺に似て、ミキは凄い才能あるんだよ!」
石川「それじゃ、将来楽しみだね!」
ミキ「……。」
俯くミキ
牧野「そうなんだ…。でも、今は練習にも行けてない…。。玄ちゃん……?!!」
牧野は切実そうに石川を見つめた
石川「うん。。まずは、診てみない事には何とも言えない。」
石川「ミキちゃん。先生に診察させてくれる?」
ミキは隣に座る牧野の顔を伺う様に見上げた
牧野「 ミキ、診てもらおう?」
ミキは少し不安そうに小さく頷いた