先生、お願い…早く治して(番外編)
第3章 牧野の娘 石川先生の診察
石川「 ミキちゃん、診察中、パパに側にいてもらう? それともいない方が良い?」
牧野「 玄ちゃん?!なんだよそれ!」
石川「そりゃそうだろ!ミキちゃんには選ぶ権利がある。」
牧野「まぁ〜そうだけどさぁ…」
少し寂しそうだったが、年頃の娘をもった父親の宿命だ
石川「 どっちでも良いんだよ。ミキちゃんが不安ならパパに側にいてもらえば良いし。いない方が良いなら、先生と頑張ろ。」
牧野「パパ側にいるから大丈夫だよ!!安心して診てもらおう?」
少し沈黙の後
ミキ「…パパ、私…1人で大丈夫。」
牧野「…。。。。」
牧野「玄ちゃんと2人きりか?」
石川「何心配してんだよ!ばーか。」
牧野「そりゃ、心配すんだろ!ミキ可愛いし!」
石川「オレ医者だぞ!馬鹿!!
それに2人じゃないよ。今看護婦さん来るよ!女性が側にいたらミキちゃんも安心だろ!」
牧野「良かった〜…。」
石川「俺、そんなにお前の中で信頼ないんだな!」
牧野の本気の安堵に笑いが込み上げた