先生、お願い…早く治して(番外編)
第1章 同級生、牧野と娘(ミキ)
“俺にとっては切実な悩みなんだぞ!”
「分かってるよ!」
“ あんまり分かってない今だからこそ、もしそうだったら治してやった方が良いのかなって。。もっと年頃になってから、不感症の治療ってなったらさ、知識が邪魔してもっと辛い思いするんじゃないかと思って。”
「一緒に診察してみるか?俺で良ければ!」
“……。知らない男に見られるよりは良いかな。”
「ハハッ…頼んでおいて酷い扱いだなw」
“ そうじゃないんだ…。ごめん玄ちゃん。”
懸命にそうじゃないと弁明する…
「分かってるよ!!いいから、とりあえず連れて来い!大丈夫だ!」
“ ありがとな。玄ちゃん。じゃ、明日は宜しくな。”