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先生、お願い…早く治して(番外編)

第5章 牧野の娘…陰核治療



石川「鈴木さん、ありがと。助かったよ。高梨先生来てくれたから戻って良いよ。」



鈴木「分りました。」


そ言うと、看護師は診察室を後にした




石川は特殊な注射器を2本用意し、ベット脇に戻って来た

注射器の一つは針が細くて長い
蜜部の奥深く、神経が密集した部分に打つ為、出来るだけ細く長く出来ているのだ


そしてもう一つの注射器は、針は極端に短く細い
クリトリスというとても小さな部分に打つ為、特殊な形状をしている。
パッと見、銀色で出来たソレは注射器には見えない




石川「よし、じゃぁ〜ミキちゃん、やろうか。」




ミキは自分で治療を受けると言ったものの、未知の事に恐怖心は計り知れない



ミキ「先生、やっぱり怖い…。」




石川「怖いよな。でも大丈夫だよ。注射はすぐ終わるから…ねっ?」

石川先生は相変わらず優しい微笑みでニコリと笑う



しかしミキは今にも恐怖心に飲み込まれそうな表情だ



石川「ミキちゃん、今現状では神経が鈍っているけど、元々は神経が密集している小さな所に打つから、動くと危ないから注射を打つ間だけ、高梨先生に押さえてもらうからね。」



押さえられる程の事をするの…?

そう思ったら、一気に恐怖心に飲み込まれ逃げ出したくなった




ミキ「 ヤダ…やっぱりヤダ…ッ…」


ミキは今にも泣き出しそうな顔をしていた



石川「大丈夫だよ。出来るだけ身体に負担がない様に、凄く細い針を使うから、もし動いて折れちゃったら大変だろ?だから打つ瞬間だけで、押さえてもらうだけだから、心配ないよ!」



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