先生、お願い…早く治して(番外編)
第5章 牧野の娘…陰核治療
石川「そろそろ良いかな…良く頑張ったな…ミキちゃん。高っ!打って」
石川は泣きじゃくるミキを膝に乗せて抱いたまま、高梨に声を掛けた
高梨「はい」
高梨は既に用意していた注射器を手に取る
ミキは泣きながらも次に起こることへの恐怖感から、高梨が何をするのか気になり目を向けた
手に一本の普通の注射器を持ち、自分へと近づいてくる…
ミキ「もうヤダぁ〜これ以上我慢出来ない〜もう注射ヤダ〜絶対ヤダ〜やらない〜パパ〜!助けて!」
牧野「………。。。。。」
どうもしてあげれない、もどかしさ…
石川「ミキちゃん、痛いのは終わりだよ。痛くなる注射はもうしないよ!!注射したら痛いの良くなるからね。」
ミキ「うそだもん…ヤダ〜もうしない〜っ…っく…うっ…っっ…も…っ…やっ……だ…ぁ…っ」
完全に痛みと恐怖に飲み込まれ、嗚咽で呼吸もままならない程だ
石川「嘘じゃないよ。約束する。痛みを取る注射だよ。だからそのままじっとしてて…大丈夫、痛くないから」
高梨「ミキちゃん良く頑張ったね。これが最後だ。」
そう言うと、ミキの二の腕にサッとアルコール消毒をするとチクッと注射を1本刺した