テキストサイズ

中出し家族。

第7章 不穏な陰



和真「薬は?もう飲んだ?」

麻衣香「さっき飲みました、でもなかな
か効いてこなくて…」

和真「そっか…」

麻衣香「…」


軽く食べ
薬を飲んだものの
なかなか効いてくれず息苦しさが続き
額に乗せられたタオルも生ぬるく
気持ち悪い…


麻衣香「…っ」

和真「タオル、代えようか?」

麻衣香「えっ?あ、じゃあお願いします
すいません…」

和真「気にするなって」

麻衣香「…」


ベッド横の椅子に座り
氷水に手を入れタオルを絞ると
和真は頬や首筋に滲む汗を丁寧に拭って
くれた


和真「…」

麻衣香「ああ、気持ち良い…」

和真「良かった」

麻衣香「…」


顔の汗が拭かれた事で
肌にまとわりつく感じがなくなり
同時に冷たいタオルが熱を奪い体を楽に
していった


麻衣香「ふぅ…っ…」

和真「なあ、これ知ってる?結構有名な
話なんだけど」

麻衣香「?」

和真「風邪って人に移すと早く治るんだ
って、だからさ…」

麻衣香「えっ、あの、和真さん?」

和真「試してみよっか…」

麻衣香「!?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ