
中出し家族。
第7章 不穏な陰
麻衣香「…」
両親の死を見届けると
夢は終わり目を覚ました麻衣香
泣いていたのか頬は涙で濡れ止めどなく
涙が溢れた
麻衣香「…っうう、お父さん、お母さん
ごめんなさい、私…!!」
北川「麻衣香様?」
麻衣香「っ…」
北川「何かあったのですか?」
麻衣香「…別に、何でもありませんから
ほっといてください…」
北川「ご両親の…」
麻衣香「!?」
北川「亡くなったご両親の夢を見ていた
のですか」
麻衣香「見てたんですか…」
北川「入ろうとしたら声が聞こえたので
申し訳ありません」
麻衣香「…」
北川「ご両親を亡くし辛いと想いますが
あれは不運な事故です、あまりご自分を
責めないよう」
麻衣香「私が殺したんです」
北川「えっ」
麻衣香「私のせいで二人は死んだんです
私が行くように進めたから…」
北川「麻衣香様…」
麻衣香「…」
