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中出し家族。

第7章 不穏な陰



麻衣香「よし、準備OKっと」

北川「…」


翌日になると
熱は下がり元気になった
大事をとり休むよう言われたが
正直、あまりこの家にいたくなかった為
学校へ行く事に


北川「本当に行くのですか?もう一日だ
け様子を見た方が」

麻衣香「大丈夫だって、熱も下がったし
心配しすぎ」

北川「ですが大事なお体ですし、あまり
無理をなされると」

麻衣香「身ごもれなくなる?」

北川「えっ?」

麻衣香「そうだよね、子供を身ごもれな
くなったら大変だからね…」

北川「それは」

麻衣香「行ってきます」

北川「まっ…」

麻衣香「…」


わかってた事
受け入れたつもりだった
だけど改めて思い知らされてしまった

結局、みんな一緒…


麻衣香「大事な体、大事な…」


結局、大事なのは麻衣香自身ではない
椚の血筋、椚の血を持つ体
身ごもる体だった


麻衣香「身ごもる体…」


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