
中出し家族。
第14章 悪夢の始まり
北川「では、ここからはお一人で」
麻衣香「はいっ…」
北川「…」
帰るなり北川に呼ばれ
鬼崎の寝室へ連れて行かれた麻衣香
何故、自室ではなく寝室なのか疑問には
思ったが、あまり深く考えず
連れられるまま…
麻衣香「椚麻衣香です、失礼します」
北川「…」
一人で部屋に入って行った
麻衣香「…」
鬼崎「待っていたよ」
麻衣香「!!」
鬼崎「…」
ベッドに腰掛け麻衣香を手招きする鬼崎
側にくるよう呼ばれたものの
近づくのが怖くて
そのまま…
麻衣香「…」
その場に立ち尽くしていた
麻衣香「…あの…私になにか…」
鬼崎「そう警戒するな、世間話しでもと
思って呼んだんだ」
麻衣香「…」
鬼崎「この写真、見た事あるか?」
麻衣香「…?」
そう言って見せられたのは一枚の古い写真
写真には学生服姿の男性が二人
一人は若い頃の鬼崎
もう一人は…
麻衣香「えっ、お父さん?」
鬼崎「そう、君の父親の椚遥だよ」
麻衣香「!!」
鬼崎「…」
麻衣香の父親、椚遥だった…
