
中出し家族。
第15章 絶望と希望
麻衣香「嘘、嘘ですよね…」
道久「…本当です…」
麻衣香「!?」
道久「二人が乗る車のブレーキに細工し
事故に見せかけ殺したんです」
麻衣香「そんな…」
道久「もっと早く伝えたかったんですが
証拠がなく言えませんでした…」
麻衣香「でっ、でもあの人はお父さんを
私の父が好きだったんです、それなのに
なんで…」
道久「許せなかったんです」
麻衣香「!?」
道久「自分は病気で苦しんでるのに彼は
自分以外の人と結婚し子供も授かり幸せ
に暮らしてる、それが許せなかった」
麻衣香「そんな事って…」
北川「…っ」
道久「…」
狂った愛情は一瞬にして憎しみへ変わり
結果、二人は無残に殺された
そしてその危険は娘の
麻衣香にも…
道久「鬼崎は好きな人でも平気で殺す人です
だから…」
麻衣香「…」
道久「利用価値がなくなれば麻衣香さんも…」
麻衣香「…わかってます…」
北川「…」
麻衣香にも及び始めていた…
