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中出し家族。

第16章 終わりと始まり



鬼崎「遥はしない、こんな事しない!!」

麻衣香「っ…」

鬼崎「やはりお前はあの女の血を引く子供だ
私と遥の仲を引き裂いた、あの忌まわし女の
あの女の!!」

麻衣香「違う!!」

鬼崎「!!」

麻衣香「母があなた達の仲を引き裂いたん
じゃない」

鬼崎「!?」

麻衣香「あなたが父と母の仲を引き裂いたの
よ!!母じゃない、全部あなたが」

鬼崎「違う、違う違う違う!!」

麻衣香「っう!!」

鬼崎「私じゃない…私、私じゃ…」

麻衣香「あ、ああ…」


怒り狂った鬼崎は
再び麻衣香の首を絞め始めた
さっきより強く本気で麻衣香を殺しにきて
いた

さっきは奇跡的に助かったが今回は
本当にダメかもしれない
死ぬかも…


鬼崎「私じゃ、私じゃない…」

麻衣香「あ、あ…」

鬼崎「ちが」

警官①「警察だ!!」

警官②「警察だ、全員手を上げろ!!」

鬼崎「!?」


だけど次の瞬間
勢いよく玄関のドアが開き
制服姿の警官が数人、部屋に入って来た


警官①「全員確保!!」

警官②「はい!!」

男性①「あ…」

男性②「き、鬼崎様…」

鬼崎「離せ、触るな、離せ!!」

麻衣香「ハァハァ、っ…」


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