
中出し家族。
第16章 終わりと始まり
鬼崎「離せ、離せ!!」
麻衣香「…」
警官①「大丈夫ですか?」
麻衣香「…はい、助かりました…」
警官②「通行人の方から通報があったんです
女性が暴行されていると」
麻衣香「…」
警官①「話しを聞く為、お手数ですが署まで
来てもらえますか?」
麻衣香「えっ、事情聴取ですか?」
警官②「聴取には女性の警官が一人で行いま
すし、少し話しを聞くだけですから」
麻衣香「…わかりました…」
警官①「では行きましょう」
麻衣香「…」
鬼崎「離せ、離せと言ってるだろう」
警官③「大人しくしろ!!」
鬼崎「私は…っ!!」
麻衣香「!?」
鬼崎「遥、ああ遥、来てくれたんだな」
警官①「おい、どうした」
鬼崎「遥、はる…」
警官③「おい、しっかりしろ!!おい!!」
鬼崎「…」
警官②「ダメです、息がありません」
麻衣香「!!」
突如取り乱すと
鬼崎は父の名前を連呼しながら
両手を伸ばしパタッと亡くなってしまった
その表情は死んだにも関わらず
笑っていて少し…
麻衣香「っ…」
不気味で恐怖すら感じられた…
