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中出し家族。

第1章 始まり



麻衣香「…ん、っ」


目を覚ますと
麻衣香は見知らぬ部屋にいた
部屋に窓はなく、あるのはベッドだけ

おまけに両手は手錠で繋がれ
逃げられず…


麻衣香「どこ、ここ…」


絶体絶命だった…


麻衣香「…」

男性「ようやくお目覚めかな」

麻衣香「誰!?」

男性「…」


現れたのは
車椅子に乗った男性
年は60代後半で怪しい印象
男性は麻衣香を知ってるようだが麻衣香
は知らない

完全初対面だった


鬼崎「私は鬼崎健一、はじめましてだね
君にとっては…」

麻衣香「私を知ってるんですか…」

鬼崎「もちろん知ってるよ」

麻衣香「…」

鬼崎「由緒ある椚家の末裔であり唯一の
生き残りだって事もね…」

麻衣香「!?」


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