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麻衣香「…っ、ハァ…ハァっ…」

圭「麻衣香ちゃん？」

麻衣香「！？」


声をかけられ
振り返ると圭が立っていた
今帰って来たらしいがなんてタイミング
が悪い…


麻衣香「圭さん…」

圭「どうしたの？そんな息切らして」

麻衣香「いや、別にその…」

圭「？」


言えない、言えるわけがない

和真の裸を見てドキドキして逃げ出して
きたなんてそんな事絶対
言えなかった…


麻衣香「…っ」

圭「和真と何かあったの？」

麻衣香「！？」

圭「その顔はあったんだね、何、酷い事
でもされた？」

麻衣香「違っ！！」

圭「ふ～ん、そっか、違うんだ」

麻衣香「…」

圭「まあいいや、行こう」

麻衣香「えっ？」

圭「…」


麻衣香の手を取り
家の中へと入って行った圭
そのまま自分の部屋を通り過ぎ麻衣香の
部屋へ…


麻衣香「圭さん、そこ私の…」

圭「さっ、入って」

麻衣香「っ、はいっ…」

圭「…」


麻衣香の部屋へ二人で入って行った…