がーるず・らぶ2 ラブ・スイッチ
第7章 私の、スイッチ
バスルームから場所を変えて、私達はベッドの上にいた。
体を拭くのも、髪を乾かすのもしないまま、ベッドの上で絡み合う。
こんな機会は多分、この後しばらくはないと思うからだろうか……。
私も雫ももう、やりたいようにお互いを愛撫して。
何度か小さな絶頂を迎えていた私は…。
「えへへ…ちょっと恍惚気味な杏奈ちゃんがとっても魅力的☆」
主導権を完全に雫に掌握されていたのだった…(汗)
「し…しずくう……はぁ……き、きもち、いいよぉ〜〜〜」
とにかく、お互い初めてなはずで、持久力なら陸上で長距離も走っていた私のほうがあるはずなんだけど。
彼女は強かった…(汗)
とにかく、私の感じる部分を感じ取るのが上手なんだね、これは。
日頃から他人の嘘を見破るのが上手い、彼女の観察眼の威力はこんな場面でも発揮されるらしく。
私はメロっメロにされてしまっていた。
おかしい…私の頭の中では…この子は私に弄ばれて泣きながら喜んでくれている…はずなんだが。
今、私がそんな立場で足腰立たなくされそうになっている。
「んふふ…まだまだだよぉ?」
ちまちまとだけど私も彼女に愛撫して、気持ちよくさせてるし…彼女だって何回かイッてるはずなんだけど。
「…そろそろ、杏奈ちゃんの味をしっかり味わおうかな?」
少し靄がかかった景色の中で、彼女のいたずらっ子が楽しんでいるような声が聞こえてくる。
__ちゅっ☆
「っはあうん!」
乳首を激しく吸われ、私の身体が大きく弾ける。
ちゅちゅちゅ〜〜っ☆
「はああああぁ〜っ……」
もう片方の乳首もコリコリと指でつままれ、弄ばれて…身体中が痺れまくって、自分がどんな状態になっているのか分からない。
ただただ、気持ち良さに乱れているんだなって。
判るのはそのくらいだ。
「ああぁ…すごいよお…」
全身から汗が出てるんだろうか?
女の子の甘い臭いが辺りに漂っていて、その臭いにも私は酔っているような気がしていた。