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がーるず・らぶ2 ラブ・スイッチ

第8章 微睡みの中で・・・


 ホテルを出た私達は、車をレンタカー屋へ返したあとそれぞれの家に帰り・・・。



 私は雫と身体を合わせられたことで幸せに満ち溢れていた。

・・・これが、好きな人と思いを遂げた…って言う事なんだ…。
 なんて・・・幸福感だろう。


 男の人がセックスしたら世界が変わるって言う話をしているのを聞いたことはあって。
そんな話はただの満足感だけなんじゃないかな?って思っていたけれど。


今なら言える。


それは、紛れもない事実だった、っていうこと。




まあ・・・私達の場合は同性同士で、世間的に見たらやっぱりおかしいことなのかもしれないけれど・・・。


私は信じたい。


わたしが彼女を好きになった気持ちと

雫がずっと私を好きでいてくれた事実と

私と彼女がお互いを好きである気持ち。




お互いの愛を確かめあった時の、肌の触れ合う暖かさと、心地良さ。

これは、何モノにも替えがたいことである、ということを。




ただ、問題があるとすれば


父さんや母さんがこれを知ったらどう思うか、ということだけど。
今は、まだ・・・そんな事、心配しなくっても…いいよ、ね?



・・・私達の本当のお付き合いは、始まったばかりなんだから…。






・・・おしまい☆

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