狂愛の巣窟
第9章 【狂愛の巣窟ー最終章Ⅰー】
こういったラリーも好きよ。
汗ばんできてる。
本当に限界なの?
色っぽい顔で見つめてくるんだね。
もっと歪ませたくなる。
「ハァハァ……イっていい?十和子の中、限界だよ」
「何で?もっと頑張ってよ、私だけ足りない……」
「あぁ、じゃあ後ろからさせて?今日の騎乗位はヤバい」
腕を引っ張りまた上体を起こさせたら結合部がまた締まって相当ヤバいらしい。
キスする一歩手前で寸止めしたら。
「この口がそんな事言うの?」
チュッと触れるだけのキス。
ゆっくり腰を動かして歪ませる。
「他の体位はしない、騎乗位だけ」
「そ、そんな……十和子…っ」
「だーめ、今イったら怒るからね?ずっと口利いてあげない」
背中に手を回し揺れを回避してるの?
甲斐甲斐しいね。
だから好きなの。
やめられないの。
求めて求めて……蜜を溢したくなる。
吸って……この身体から一滴残らず吸いなさい。
「ハァハァ……十和子……十和子…っ」
乳首にしゃぶりつき一気にクリトリスを弄ろうとしてきた。
偉いよ、享さん。
「あんっ……やっ……はぁん…良い、それ良い…っ」
身体を反らし後ろに手をついてのピストンに変わる。
背中を支えられながら乳首とクリトリス同時に攻めてくるの。
さすが私のイかせ方熟知してるね。
「あはぁんっ……ダメ、イキたくないの」
ずっと繋がってたい。
愛する享さんを離したくない。
あぁ……こっち見ながら舐めてる。
凄い……舌も指も。
中の肉棒も固いまま。
理想のセックスを与えてくれてる。
「イって?十和子のイキ顔見たい……イケよ」
とうとう下から突いてきた。
一気に快楽が全身を駆け巡る。
首を振り拒むもどんどん奥まで挿入ってきて支える腕に引き寄せられピストンが完全に交代した。
「あぁっ……ダメっ…はぁん……いやだぁ…っ」
「くっ……締め過ぎっ」
「ダメダメ……イクっ」
目の奥がチカチカして気がつけば大きく痙攣してた。
ぐったりする私を強く抱き締めて。
「ん…?俺を意地悪したこの身体、お仕置きしたら良いの?」
「ダメ………私まだ終わってない」
「派手にイったのに?」