
刑事とJK
第16章 海物語
バスに揺られること2時間
一行は海に到着した
『あぁ…助かった…』
ゆうひは斉藤のおかげで吐かずにすんだ
「全員いらない荷物はバスに積んでー、宿泊先のホテルに持って行くからー!!」
ゆうひや斉藤も、着替え等が入ったトランクをバスの下に入れた
「いい天気っすね~」
シゲはうんと伸びをする
ここからは徒歩5分で海水浴場に着く
しばらく歩いていると、海が見えてきた
『あ、海見えてきたよ!!』
「そこそこきれいじゃねぇか」
『あんた態度でかいな』
「お前には敵わねぇよ」
『ぬぁにをぉ~!!』
―――――――――――
「それでは今から7時まで自由行動にしたいと思います。皆さん楽しんでくださーい」
ゆうひは更衣室を探した
そこに津森が来た
「ゆうひちゃん、着替えに行くの?一緒に行きましょ♪」
『あ、はい』
津森さん…やっぱり近くで見てもきれいな人…
こんな人にキスなんてされて、よく斉藤は平気でいるものだと思った
更衣室は浴場のトイレの隣にあった
着替え始める
へへ、今日のために買っちゃった///白ビキニ~
バッグからご機嫌に取り出す
それにしても…津森さん、胸おっきい…
ゆうひは自分のを見た
…貧乳!!
いいよいいよ、Bは(ぎりぎり)あるからいいよ
ゆうひは少し悲しくなりながらも着替え終えた
すごい…津森さん、黒のTバック…
もう、どんだけごいごいと押して来るんですか(泣)
「あら、ゆうひちゃんその水着似合ってるわよ。うさぎさんみたい」
『あ…どーも…』
それって褒めてんの…?
