
刑事とJK
第18章 姉です♪
ゆうひはソファーに座った
女はお茶を汲んでゆうひに出した
『ありがとうございます…』
女は細身で髪は胸まで伸びていて、まあ簡単に説明するなら、津森をかわいくしたバージョンだ
なんであいつの周りって美人ばっかり…
で、ほんとこの人だれ!?
彼女…?
元カノ…とか!?
ガチャッと扉が開いた
驚いて振り向くと、斉藤だった
「何してんだお前ら?」
「お帰りなさい、正貴」
『お、おおお帰り、斉藤!!///』
「お前らなぁ、来るなら連絡しとけよな」
「ふふっ、ごめんなさい」
『斉藤、どこ行ってたの?
今日は休みじゃ…』
「あぁ、職場に鍵忘れたから取りに行ってた」
斉藤は壁にもたれた
『あ…そうなんだ…』
「で、お前は何しに来た?」
斉藤は女を見た
「やだ、お前なんて言わないで、真理子って呼んで♪」
「うっせぇ、だから何しに来たんだ?」
「正貴に会いたくって…///」
真理子は斉藤に寄り添った
それを見たゆうひは息が止まりそうになった
「なんだよ気色わりぃな!!」
斉藤は真理子を押し退ける
「やんっ、ひどい…」
『あの…二人はどういう関係で…?』
ゆうひは恐る恐る尋ねた
「あ?
こいつはオレの姉だ」
「姉です♪」
『へ!!??』
ゆうひは声が裏返った
お、お姉ちゃんさま!!??
まさかの!!!??
じゃあこの人、斉藤真理子さん!!??
