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刑事とJK

第19章 西の白虎、東の青龍


「…こうなったら、どっちが正貴に相応しい女か勝負よ!!」


「なっ…あなた姉でしょ!?
相応しいとか相応しくないとか、その前の問題でしょう!?」



真理子は腕を組み、勝ち誇った目で津森を見た

「ってことは、初めから勝負を投げ出すのね♪」


「何ですって!!??」



「そりゃそうよね…相手がこんなにかわいいんだから、敵前逃亡もやむを得ない、か…」


「わかったわよ、受けて立つわ。後で負けてもキャンキャン吠えないでね」










シゲは窓から様子を見ていた


「先輩、あのふたり火花散ってますよ…?」


「ほっとけ」















「勝負の内容はこうよ、どっちがより多く男の票を集められるか♪」


「いいわ。一人一枚、紙に私たちの名前どちらかを書いてもらいましょ?」



「バトルスタートね♪」



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