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刑事とJK

第25章 サプライズパーティー


「何言ってんすか~、今日は先輩の誕生日でしょ~?」


シゲは斉藤の肩に手を置いた


「オレの誕生日は4月29日だ」




え…?




ええ!!!!!?????




「マジかよ!?」

『シゲ、どういうことなの!?』




「…あ、思い出した…今日は僕と先輩が初めて一緒に事件解決した日だ」



「はああああ!!!???」



ふざけんな!!時間返せ!!と、皆シゲに罵声を浴びせる


「ごめんなさいごめんなさい!!でも僕にとって今日は大切な日なんですよ~!!」


「大切な日と斉藤の誕生日間違えんな!!」


「29日繋がりでなんか…わああぁごめんなさい~!!」


『じゃあ今日は二人の初事件解決おめでとう記念パーティーでいいじゃん?』


ね、とゆうひは斉藤に言った


「ああ、まぁいいんじゃねぇか…?」



他の皆は不服そうだったが、斉藤が言うなら仕方ない…



『じゃあ改めまして、斉藤、シゲ、おめでとう~!!』


パチパチパチパチと拍手が鳴る

「斉藤、おめでとう」

「おめでとうな、斉藤」


「僕も言ってくださいよ~(泣)」



『はい、これ持ってー』


ゆうひは斉藤とシゲに一本の包丁を握らせた


『ケーキ入刀~』


「結婚式じゃあるまいし…」


「いや、先輩、入刀しましょう!!
僕たちの大切な記念日です!!」

「いやなんか…誤解生まねぇか?その言い方…」


斉藤は仕方なく、シゲと包丁をケーキに入れた


「おめでとう」『おめでとう~』「お幸せに~」


「いやいやいや、ほんとにその冗談は勘弁してくれ」



「何照れてんすか先輩~、僕たちの仲でしょ~」


斉藤はシゲをシメた


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