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刑事とJK

第33章 真理子の結婚大作戦



「ブラボー」


『ブラボーっ』



斉藤とゆうひは、いつの間にか藤野たちの席の前に来てパチパチと手を叩いた



「正貴、ほんとありがとー♪
あたし、泰輔大事にするね///」


「俺も感謝してる…、ありがとうな、斉藤!!」


斉藤は微笑した


『お幸せにっ』


ヘラヘラとした真理子と、誠実そうな藤野は、いいカップルだな

とゆうひは思った




「話もできたってことで、今日はこの辺でお開きにすんぞ」


斉藤はパチンと手を叩き、会計に向かった





「泰輔、あたしのことは真理子って呼んで♪
あと、敬語は禁止~♪」



「わかった、真理子///」



「えへっ///」





『わあー、見てるこっちが照れちゃいますー』


ゆうひは二人に言った



「ゆうひちゃん、それはこっちのセリフだぞ?」


『へ?』


「あんたたち、家でイチャつきすぎ♪」



『そんなイチャついてないですよー!!///』



ゆうひは必死に身振り手振りをする



「ゆうひ帰んぞー」


『あ、わかったー』



ゆうひは斉藤の方へ駆けて行った















「真理子、アドレス教えてくれないか?」



藤野は携帯を出した



「家でね♪」



「は?」



「今日は泰輔の家に泊まる♪」



「はああああ!!!???///」




真理子は席を立ち、藤野も立ち上がるのを待った



「ほら早く、帰ろ?///」



「お、おう…///」



二人は会計を済まし、外へ出た

夜の空気は澄んでいて気持ちよかった




「んじゃあ、俺の家はこっちだから…」



藤野が歩き出すと、真理子は手を繋いできた



「///」



「固まるなー///」



二人は家まで歩いて帰った



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