
刑事とJK
第35章 VS
「先輩、耳に入れたことって何っすか?」
シゲは後をついて来た
「…いろいろあんぜ?
刑事科重要機密情報の売却、賄賂、売春…だとかな」
「え、そんなに…!?」
「まだ確定じゃねぇが…
それを今から突き止めてやんだ」
「名誉と金と女が大好きなんっすね、あーやだやだ」
シゲはプルプルと顔を振った
斉藤は、刑部科室へやって来た
刑部科はさっきの本郷や田沼が所属しているところだ
コンコンと扉を叩く
「誰だ?」
と中から聞こえた
「刑事科の斉藤っす」
「……入れ」
斉藤は中に入った
「失礼します…」
「何の用だ?」
本郷はコーヒーを飲んでいた
「さっきの、部屋を明け渡せっつぅ話、訳を聞きたいんすけど…」
「決まったことは決まったのだ、変更はできない」
「訳を、聞きたいんすよ」
斉藤は部屋の中をさりげなくぐるっと回った
「それは言えないな」
「そうっすか…」
斉藤はひとつの金庫が目に入った
「これ、何が入ってるんすか?」
「重要な書類だ」
「へーえ…」
どうやら金庫は10桁の暗証番号で開くようだ
斉藤はこの金庫は怪しいと踏んだ
「失礼しやしたー」
斉藤は部屋を出た
「どうでした、先輩?」
廊下で待っていたシゲは小声で聞いた
「怪しさプンプンだな」
二人は刑事科室へ戻った
シゲは後をついて来た
「…いろいろあんぜ?
刑事科重要機密情報の売却、賄賂、売春…だとかな」
「え、そんなに…!?」
「まだ確定じゃねぇが…
それを今から突き止めてやんだ」
「名誉と金と女が大好きなんっすね、あーやだやだ」
シゲはプルプルと顔を振った
斉藤は、刑部科室へやって来た
刑部科はさっきの本郷や田沼が所属しているところだ
コンコンと扉を叩く
「誰だ?」
と中から聞こえた
「刑事科の斉藤っす」
「……入れ」
斉藤は中に入った
「失礼します…」
「何の用だ?」
本郷はコーヒーを飲んでいた
「さっきの、部屋を明け渡せっつぅ話、訳を聞きたいんすけど…」
「決まったことは決まったのだ、変更はできない」
「訳を、聞きたいんすよ」
斉藤は部屋の中をさりげなくぐるっと回った
「それは言えないな」
「そうっすか…」
斉藤はひとつの金庫が目に入った
「これ、何が入ってるんすか?」
「重要な書類だ」
「へーえ…」
どうやら金庫は10桁の暗証番号で開くようだ
斉藤はこの金庫は怪しいと踏んだ
「失礼しやしたー」
斉藤は部屋を出た
「どうでした、先輩?」
廊下で待っていたシゲは小声で聞いた
「怪しさプンプンだな」
二人は刑事科室へ戻った
