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刑事とJK

第39章 クリスマスの夜に…




「ゆうひ?」


『なあーに?///』



「好きより、愛してる方がいいのか…?」



ゆうひは頭を左右に揺らしながらニッと笑った



『どう思うー?』



「同じような意味だと思ってた…」



ゆうひは斉藤の唇に触れた



『あたしはぁ… like か love かの違いだと、思うよ?///』



「…どういうことだ?」



『もお~』



ゆうひは斉藤を抱きしめた



『斉藤はほんっと頭固い子だねぇ~///』



「はあ?///」



『感じた気持ちをはっきり表す言葉なんて存在しないんだから…
言葉の意味と自分の気持ちを無理矢理結び付ける必要なんてないんだよ』



「…だから…?」




『好きは好き、愛してるは愛してる…それは、斉藤が感じたまま受け止めなされ///』



「…そうか…」



納得出来たような出来ないような…



「…にしても、おめぇそんだけ酔ってて、よくそんなにペラペラと喋れるなぁ…」



『……』



「ゆうひ…?」



『……』



返事がないので少し体を傾けてみると、ゆうひはズルズルとベッドに倒れた


「…どうし…」



『スー…スー…』



安らかな表情


完全に寝てやがる…!!



「おい、ゆうひ…」



揺すっても起きる気配はない



斉藤のは、さっきまでのキスやら喘ぎ声やらですっかり反応してしまっていた



「おいゆうひ、起きてくれって…」


顔をペチペチ叩くと、ゆうひは指に吸い付いてきた



『…このアメちゃん、おいひぃー…むにゃむにゃ…』





斉藤はこの日から心に決めた



やる日は絶対ゆうひに酒を飲まさねぇ…




そんで、オレのはどうやって処理しろっつーんだ!?



寝込みを襲うのは、なんか嫌だ…


ひとりですんのも…なんか嫌だ…










…我慢してやらぁ!!!



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