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刑事とJK

第42章 バイト




しばらくして、ようやくゆうひはメジャーを回してきた



『///
…えっと、97からの…』


ゆうひの顔は真っ赤だった


つい、斉藤はゆうひの頬に触れてしまった


『ひゃっ///』


「あ、わりぃ…ってか、そんな驚かなくても…」



『あ…ごめん…///』



ゆうひはフイッと後ろを向いて、記録を書いた



しかし、斉藤はつらかった…



今みたいなことを、ゆうひが他の男にしていると思うと…


悔しくて仕方なかった




「…ゆうひ」



『はい?』



斉藤は、ゆうひを挟んで壁に手をついた



『な、何…?///』



「…他の男にも…したのか?
手ぇ握ったり、…抱き着いたり…」



ゆうひはそんな斉藤の顔を見て、照れ臭そうに言った



『…ううん、斉藤だけ…///』



「え…///」



『血圧と身長と体重は確かに測ったけど、手は握ってないし…、体型測ったのは斉藤だけ///』



言い終えると、ゆうひは軽く斉藤にキスをした



『患者様は、とっても健康でした、はなまる』



「…ずりぃな…///」





―――――――――




「んで、何でバイトなんかやってんだ?」



『ピザ配達はやめちゃったし。バイト先探してたら、津森さんが声かけてくれたの』



「へーえ…」



『今日だけのバイトだけどね…結構稼いだよ』


ゆうひはガッツポーズを取った


「そりゃよかったな」



斉藤はとりあえず安心した




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