
刑事とJK
第5章 ご注文
斉藤って…変なやつ…
しばらく待っていると
「うわ――――!!!!何してんだてめぇらぁ!!!!」
という斉藤の悲鳴が聞こえてきた
ゆうひは急いで部屋に入った
そこで見た光景は
床に、ベッドに、ソファーに散らかった男たちとゲロ
口を開けたまま斉藤とゆうひは絶句した
「ありえねーよ…オレの部屋ゲロまみれじゃねぇか…」
ゆうひの存在に気づいて、斉藤は8600円を渡した
「配達ご苦労様…」
そう言ってダウンした男たちやらゲロやらを片付け始めた
『…手伝うよ』
ゆうひはゴミを拾おうとした
「あーあー、そんなことやんなくていいって
汚ないもんばっかだし…
お前は早く違うとこの配達してこいよ」
斉藤はゆうひの拾ったゴミを取り上げた
『大丈夫、今日の仕事はここで最後だから』
ゆうひはニコッと笑った
「…そうか?///」
その笑顔やめてくれ…マジでかわいいから…///
斉藤とゆうひは部屋を片付けていった
