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【リレー小説】ルイーダの酒場

第19章 はぐれメタル狩り

「さあ、これで安心して手放せる。この馬車と馬はお前たちのものだ」

待ちくたびれたオッサンは、カールおじさんに六発ケリどころか、プラス、ブレーンバスターをくらったような様子で、やっと役目は果たしたとため息をついた。

馬車を手に入れた。

🎵~♪~♬~♩~🎶


メインで戦闘に出る者四人以外は馬車に乗り、万が一、四人がやられたとしても、いつでも飛び出せるようにスタンバイをした。

ムト、パーム、テヘペロ、レミファの四人は馬車を囲むようにして、メタル狩りとしてコンペイの塔にむかった。

馬車の中からイワハシが顔を出す。

「ちょっと待って、なんで俺が中なんだ?」

それにムトが答えた。

「商人を馬車に入れておくことは、鉄則だろ。それに、馬車にテヘペロの巨体が乗れると思うのか?」

「いや、テヘペロはわかるけど、俺は武闘家だが……」

「外の俺達がやられたら、お前達に出てもらわなきゃいけないんだ。体力温存しとけ」

そう言われ、馬車にいる仲間を見る。

ヤスにヒロ、つばさ、はやて、クランチ

いざとなったらクランチをぶん投げるつもりの、イワハシだった。


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