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【リレー小説】ルイーダの酒場

第31章 絶体絶命のピンチ

ゴゴゴゴ……どこからともなく、地鳴りのような音が響く。

「くそっ、地震か?」

「違うわよ、だって揺れてないもん。てか、あのボーイ・○ョージはどうすんのよ!私達みたいに棺桶にはならないわよ」

「しかし、どうすることも出来ねぇよ。あんな、カーマは気まぐれ野郎は放っておけ」

「なに言ってんのよ、仲間じゃない。テヘペロ、担いできて」

『ウガガ(あいつに尻触られるのやだよ)』

言ってる間に、石の壁にヒビが、深く入ってくる。

「ちょっと待って、ザオリクを唱えるわ」とレミファが言うと、王様は、

「待ちなさい。今のままだと、まだあのカル○ャークラブとモンスターは、繋がったままじゃ。下手すれば、同時にモンスターとも生き返ってしまうぞ」

「厄介だなぁ、やつの性癖が招いてんじゃん」

「ザオリク!」レミファは、話を聞いてなかった。

案の定、光邦とシャドーは生き返った。

「イヤァーーッ!」と声を上げたのは、息を吹き返したばかりの光邦だった。

「私のケツから、黒い背後霊が見えるー!!!!」

「おい、あのシャドー、やつの尻から出てるみたいだぞ」

「やだ、汚い」

シャドーの心は傷ついた。


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