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【リレー小説】ルイーダの酒場

第8章 ダーマ神殿

「おい、なんだよお前達……え、まさか、お楽しみって……ぱふ?」

するとレミファが笑いながら「ざ~んねん、やってたのは、ぱほよ。ぱふぱふなんて、そんなことするわけないじゃな~い」

「なぁ~んだ、ぱほかよぉ~。あの主人が意味ありげにお楽しみって言うからよ、俺だけ除け者でぱふってるのかと思ったよ~」

「ごめんね、ムトは疲れて寝てたから、おこすのがかわいそうだったから。でも、ぱほ、楽しかったよねぇ」

パームとイワハシはとびっきりの笑顔でうなずいた。

「さあ、今日は私達が生まれ変わる日、ダーマ神殿行きましょ」とやたら張り切ってレミファが先頭に立った。

「よし、今日は先頭任せた」

ムトは最後に並んだ。
そして考えた。

「ぱほってなんだ?」

謎が深まるまま、いざ、ダーマ神殿へ……。

ぱほで頭いっぱいのまま、ムトは三人の後ろについて歩き、神殿の中へと入っていった。

他にはない神聖な雰囲気が厳かに漂うのを感じると、自然と身も心も引き締まる。

更に進んでいくと、だだっ広い神殿内の奥側に、高い祭壇がある。その上には、立派な祭服を着て、長い白髭を蓄えた大神官が、堂々と立っているのが見える。


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