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【リレー小説】ルイーダの酒場

第2章 盗賊 ムト

「もし勇者を見つけ出せることができたら、お前の罪はチャラにしてやるとのことだ」

「……くそっ」

こうしてムトは渋々、ルイーダの酒場に向かった。

「あら、いらっしゃい。ここは旅人たちが仲間を求めて集まる、出会いと別れの酒場よ」

ムトを出迎えてくれたのは、胸元が見えるセクシーな受付嬢ルイーダだった。
少々、目のやり場に困る。

「仲間が欲しい」

そう伝えると、

「どんな方を希望かしら?」

と言われ悩んでいると、後ろから声をかけられた。




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