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タイマー仕掛けのヌードモデル

第3章 ヌードモデル、パンツを見られる

両手を組んでウーンと背伸びしてくれというリクエストが来たから、応じた。

「見えてる?」
とストレートに訊くと、

「白」と答えがあった。

思惑通りとはいえ、恥ずかしかった。

「2分にセットした」
そう言って、彼が私の足元に何か置いた。見るとスマホだった。
私のパンツは2分で見飽きるらしい。

美少女フィギュアは下から見ても楽しいように工夫してあるらしいけど、これで私も等身大フィギュアになれたわけだ。

それにしても、パンツを見せてサービスできるのは女性ばかりで不公平だと思うけど、性交の快感は男性の何倍も強いというから、まあ我慢しよう。

ピピ、ピピ、……
長い2分だった。

彼は炬燵を出て、ベストポジションへ移動。
怒る気も失せる清々しさだ。

私は、“いつもやってしまう動作”で彼のスマホをタップした。

電子音と私の動きが止まる。

私は美少女フィギュアだ。

指示はなくとも、変態彼氏の思惑はお見通しだ。

ただ、希少価値のある純白だから少しはサービスになるかな。
ただ、この前屈ポーズはちょっとキツいな。

2分もかからず見飽きてほしい。

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