
おはな畑
第2章 キスマーク
神崎「え〜、もっと話聞きたかった〜。 あっ、じゃあ、五条先生! 続き教えて?」
五条「はぁ!?」
宇髄「いや、どうせなら一から聞きたい。まず、ひなちゃんとどういう流れでキスに至ったのか、そこから」
五条「う、宇髄先生……」
宇髄「ん?」
うっ……。
さっきまで黙々と飯を食っていたのに、突然、ご飯を持ち上げた箸を止め、チラッと視線を向けてくる宇髄先生。
宇髄先生、マジで聞いてきてる……。
これは、話すまで逃してもらえないパターンだろう。
五条「えっと、その、まず……ひなが俺に抱きついてきて……」
宇髄「抱きついてきた? なんで? どういう風に?」
五条「そ、そこまで言うんですか……」
宇髄「当たり前だろ。抱きつかれたのは、前からか後ろからか。何か言われたのか。ちゃんと、詳細に」
五条「詳細に……え、えっと……」
結局、ひなとキスに至った経緯を事細かに全て話し、
