
おはな畑
第2章 キスマーク
「んんっ……」
「痛いか?」
「フリフリフリ……」
「ん。痛いのは我慢無しな」
「コクコクコク……」
五条先生の指が2本。
圧迫感はあるけれど、痛いどころか気持ちいいし、そう優しくされると、胸も子宮もキュンとしちゃう。
けれど、
「ん? ひな、2本の方が好きか。ここ、さっきよりヌルヌルしてる。そうだ、このヌルヌルしたのはなんて言うか知ってるか?」
「んんっ……し、知らない……です……」
「愛液。脳が性交……つまり、ここに指や男のモノが入ってくることを感知すると、膣を摩擦などから守るために分泌される。愛液、覚えたか?」
「は、はい……んぁっ……!」
「それじゃあ、ここは? ほら、ここなんて言うの? 答えるまで止めないぞ?」
優しい五条先生は一瞬だけ。
すぐに、また意地悪に責めてくる。
