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おはな畑

第3章 Diamonds



「そのダイヤモンドと一緒。ひなちゃんも強い子だよ。絶対に大丈夫だから」


「はい……」


「今日はどうするの? このまま泊まり?」


「そうします。今はひなのそばにいたいので……」


「そう。そしたら、無理はしないようにね。俺は一旦家に帰って、また朝来るよ」


「はい。今日は本当にお疲れ様でした。それと、本当にありがとうございました」


「うん。お疲れ様」




藤堂先生が帰ると、俺はブレスレットをポケットにしまい、再びひなの手を握って一夜を過ごした。


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