三匹の悪魔と従者たち
第4章 ゴウキ × ゾフィー
「はあぁっ!…だめだめッ!…いッ…イッくゥゥッ!」
「は……こっちもダメだな。 可愛くて堪んねえ」
膨らむばかりの射精欲に耐えかねてゴウキがとうとう上下に動き始めたが、ゾフィーに痛がる素振りはなかった。
熱く溶けるような柔らかさ───────なのに、誘い込むように吸い上げてくる。
ぐちゅ、ぬちゅ…ぐちゅっ。 水の中でのそんな粘音が響いてくるようだった。
体は固定したまま、腰を突き上げるたびにゾフィーが啼いた。
いつものどこか抑えたような声ではなく、突くと喉から洩れ出してしまうような。
「ずっとイってるだろこれ……マンコが腫れたみたいなって襞が絡んですげぇいい」
ゴウキが自ら達することを告げなかったのは、これで終わりにするつもりはなかったからだ。
夢中で絶え間ない抽挿を繰り出し、ヌルつく内部のせいでそれが益々激しくなる。
これ以上ない程に滾る怒張を本能のままに、最奥に向けて込み上げてくる精を向かわせた。
ゴウキはこれを愛と呼ぶのかよく分からなかった。
これ以前に彼女を気遣っていた頃の方がそうだったのではないかと、そんなことをふと思う。
けれど今の彼にはゾフィーの様子を慮る余裕はない。
「……っあ…くっ!!」
ただ自分の雌に種付けをする。 そんな原始の欲求に従うだけだった。
そして今まで誰も触ったことはないであろう彼女の器官に勢いよく精を吐き出した。
大量のそれを余すことなく放出すると、完全に出切るまでひくひくと震える内部に擦り付ける。
そうしつつも、静寂が訪れたあとにポーっとして、魂の抜けたようなゾフィーに口付けた。