三匹の悪魔と従者たち
第6章 美味しい食事
いっそ青く透けそうに白い肌のその部分に咲いた花びらに、かえってどこか罪悪感を持ちながらも、それを詫びるように今度はアリスの内側へと舌を伸ばす。
「あうぅ……はうぅん…あああ……やあ……」
狭い膣の、一層デリケートなその入り口。 ジンが指で大陰唇の両側を割って広げた。
硬さを自在に調整出来る濡れた舌がぬるると粘膜に触れて、いつくしむようにこじ開けていく。
(私ジン様に、アソコキスされちゃってる……)
アリスは思って、それでもそれがいくら恥ずかしくとも、何度も絶頂直前まで押し上げられていた体は、快楽の方が遥かに勝った。
深く潜ったその器官が、触手のようににゅるにゅると内側を撫で回り、蕩けそうにアリスの腰から下の力が抜けていった。
今日は彼女の好きなGスポットはどうやって責めてあげようかな。 そんなことをジンが考えながら、その前戯として、アリスのそこの部分も軽く舌を押し当てて擦り付けてあげる。
「はあんっ……ああぁ……あ、もうだめえっ…」
高く甘い声をあげながら完全に彼女の腰が浮いてしまい、自ら更に足を広げて局部を見せ付けるように彼の前に晒していた。
可憐な外見からは考えられないような痴態にジンも興奮したが、悪戯心にぽたりと垂れる雫を指に取り、後ろの孔にその先を擦り付けてみた。
それでも欲しがる様子は変わらなかったので、つぷぷとそこに指を沈めていった。
「あっ! いや。 そこは………っ」
僅かに避けるような仕草をし、するとジンはもう片手でアリスの腰を固定させ、舌の擦り上げを本格的なものにする。
また喘ぎ始めたのを確認してから、根元まで挿入した指先をぐるりと回す。
少し関節を曲げてそうしてやると、ますますアリスは高く啼いた。
滑らかで弾力のありそうな直腸だと思った。