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嵐びーえる。

第13章 番外編①

高「渡海先生」


扉の前で呼びかけると、


渡「入れ」


と一言。

足を踏み入れると、ソファの枠にちょこんと腰かける、渡海先生。


渡「遅かったな」


高「このほうが怪しまれずに済みますよ」


いささか不満げな渡海先生の唇に、


再びキスをした。


のばされた腕が、私の首に巻きつく。

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