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嵐びーえる。

第17章 番外編④

結果、クラス委員は、杉浦?と、中井?に決まった。

山田が、
「立候補してくれたんだから、やってもらうべき」
と言ったから。

面倒がなくなるし、俺も異議なし、と告げた。


そして、委員からプリントが配られる。


山田の席は、俺の後ろ。

プリントを回したとき、筆箱が目に入った。





アーモンドチョコの箱を再利用した箱に、短い鉛筆が数
本。





思わず二度見した。





しかもその後、ぐー、と音が。




振り返ると、恥ずかしそうに苦笑している山田。






山「ごめん、聞こえちゃった?」









って、そうじゃなくて。




こいつは何なんだ?




妙に気になって仕方ない。



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