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嵐びーえる。

第3章 ねえ、好きだよ M×S

Mside


玄関を開けると、






S「っ、、やばいっ、、、」





と、翔くんの喘ぎ声が聞こえた。

リビングのドアの前に行って耳を澄ますと、『失恋ショコラティエ』のラブシーンの音と共に、翔くんが自慰をする音が漏れ聞こえてきた。
時折、愛おしそうに俺を呼ぶ声がたまらない。

今すぐ駆け寄りたい




けど、もう少し待ってみることにした。





S「じゅ、んっっっ、、、、、」






その声に、俺はドアを開ける。






M「しょーおくんっ。何してるの?」

ニコリ、笑みを浮かべると、驚きを湛えた顔が徐々に紅く染まっていく。俺より2つも年上なくせに、年下みたいに可愛い。


S「松潤///お帰り///」

M「ただいま。ねえ、どうしたの?」

S「え、いや、何でも、ないよ?」

M「えー。手伝ってあげようと思ったのにー」


口を尖らせても、翔くんは動じない。というか、生真面目なところがあって、一度言ったことは曲げてはいけないと思っているから、よほどのことがない限り二言を口にしない。


M「ならいいや。風呂入ってくる」



部屋着を抱え、リビングを出た。


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