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ヌードモデルに赤い薔薇

第4章 ヌードモデルの赤い薔薇

「ふうっ、ふわっ、あっ、あっあっ、あん」
「いくよ、いくよ」
「ああー、ああー」

拷問もしくは強姦の完結。

半死半生の美少女がシーツに降ろされ、胸に腹に白濁液が振り撒かれた。

処刑が終わった。
私にはそう思えた。

びしょびしょ──そう言うしかない、皺だらけのシーツと少女のあられもない裸身。

タフなはずのバレリーナをここまで消耗させた男に恐怖さえ覚えるが、

その男の疲弊も半端ではないようだ。
少女の隣に倒れこむように横たわった。

しばらくして、男は少女の乳房に手を伸ばしたが、少女の反応はなかった。

私はそれを見届けて、少し安心し──指を深く押し込んだ。

普段は果てることのないオナニーだが、このときは「完成」した。


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