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惑星ミラーミラー

第10章 〜忘却の星〜

(2)

あの日


最後のセックスを終えたソニアとフレッドはすぐさま行動を始めた



二手に別れて、フレッドは宇宙エアポートへ残されたロケットの準備を始める


ソニアは完全武装した姿で長い連絡通路を抜け、孤立していたエーイレブンを迎えに行く



エーイレブンはすぐさま発電所へ遠隔アクセスし、暴走させる



合流した3人だったが、発射されるロケットのカタパルトには無数の少女人形が……




少女たちはカタパルトのレールを次々と破壊していく



フレッドはソニアの制止を聞かず、外へ飛び出して群がる少女人形を排除していった



迫るカウントダウン


フレッドは多くの少女人形たちに飲み込まれていく


それでもフレッドは激しい抵抗を続けていった


ソニアが見つめるロケットのディスプレイには宇宙服を剥ぎ取られていくフレッドの姿があった



絶叫するソニア


フレッドは裸に剥かれ、それでも少女の足をつかんでは強引に身体をねじこませ、強引にレイプしていった!


狭く作られていた少女人形のソレはフレッドの大きさに絶叫する


動きを止めた人形を放り出し、また近くに居た少女をつかんでは犯していく



愛玩ドロイドたちの哀れな戦い



やがて時間とともにロケットは発射された



愛玩ドロイドたちを蹴散らしながら、ロケットは爆音を上げて空へ舞い上がった…



多段式のブースターをいくつか切り離して惑星の重力を越えていく


ちょうど宇宙船が衛星ステーションにランデブーするとき、雲の下の氷に小さな爆発が見えた



氷の地下深くの発電所がついに臨界点を突破した



大きな熱エネルギーは氷を溶かす


そして人間たちが暮らしていた生活ブロックを次々と消滅させていった


それは愛玩ドロイドを自動生産していた工場も、愛玩ドロイドたちが巣食っていた男のブロックも、そして宇宙エアポートも



光はすべてを飲み込んで蒸発させていく


惑星からかろうじて脱出できたソニアは足もとで消えていく光を見届けながら慟哭した



無人の宇宙ステーションから自分たちがやって来た恒星間宇宙船へ乗り移り、ソニアとエーイレブンは惑星ミラーミラーを後にした…



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